よくあるご質問

2017.11.24

伝票の「摘要欄」には何を書いたらいいですか?

 「摘要欄」には「仕訳の内容を補足するメモ」を書きます。
 
例えば「旅費交通費/現金」という仕訳があったとします。
これだけでは、「旅費交通費が現金で支払われた」以外の事情がわかりません。
しかし摘要欄に、
 
「〇〇鉄道 A駅-B駅往復 電車代 ××会議出席のため(会長)」
 
と書いてあれば一目瞭然です。
後で伝票を見た時に「この伝票って何だっけ?」とならないよう、要点を書いて残しましょう。

2017.11.24

新しい自治会を設立することになりましたが、何から始めたらいいですか。

 任意団体である自治会・町内会には、法人の会計のように法的な縛りがあるわけではありません。
会則や科目など、運営に必要なものは各団体の話し合いによって決めることになります。
(自治体や上部組織から一定の指示がある場合もあるようです。その場合は指示に従ってください)
 
一般的な自治会・町内会の運営については、公的機関から資料が出ています。
これらの資料をお読みいただいたほうがスムーズに運営が始められるものと思いますので、いくつかご紹介いたします。

 

1.総務省
総務省のページに、「コミュニティ団体運営の手引き」という資料があります。
「会計係さん7」は、この手引きに沿って作っております。
会則の作り方など新規発足の会に役立つ内容が豊富です。

 

2.自治体
お住まいの自治体によっては、ホームページ上に運営に役立つ資料が掲載されている場合があります。
「会計係さん7」のマニュアルに掲載しているサンプルの科目も、当社のある福岡市の「自治会活動ハンドブック」を参考にしました。

 

お住まいの自治体のホームページに案内が掲載されていれば、地域の実情に近いものであるだろうと思います。
ぜひ一度探してみられることをオススメいたします。

2017.11.24

来年分の会費を先払い(前受金の仕訳)

来年の会費を先払い、というパターンは結構多いようで、当社でも何度かご質問頂いております。
この場合、当年度から次年度にまたがって処理していく必要があります。
面倒かもしれませんが、

お金の動きを

動いた日に

ありのままに書く

のが基本です。
お金を受け取った以上帳簿に書かないわけにはいきません。
間違いのない帳簿を作るためにも、頑張って処理しましょう。

 

1.来年度分の会費を受け取った

※ある会員さんより50,000円が来年度分として振り込まれた

借方 貸方
普通預金
(資産)
50,000円
前受金
(負債)
50,000円
この仕訳をすると、普通預金(資産)は増えますが、前受金(負債)も増えます。
資産は増えたけど(+)、負債も同じだけ増えた(-)ので、プラスマイナスゼロで実質お金は1円も増えていないよ、という仕訳になります。
間に収入の科目を挟んでいませんので、当然当年度の収入としては現れません。

 

2.新年度の開始仕訳
※当年度から引き継いだ資産は普通預金300,000円、現金30,000円
 これには、来年度分の会費として預かった前受金50,000円が含まれる
借方 貸方
普通預金
(資産)
300,000円
繰越額
(収入)
330,000円
現金
(資産)
30,000円
繰越金
(収入)
50,000円
前受金
(負債)
50,000円
前2行は、資産を新年度に引き継ぐ仕訳です。
預金と現金、合わせて330,000円を当年度に引き継いでいます。
ここまではよくあるパターンですのでそんなに難しくはないと思います。
しかし、このお金の中には50,000円の前受金(負債)が含まれています。
330,000円全部を繰越金とするわけにはいきません。
そのため、最終行で繰越金から50,000円を取り除き、前受金へと振り替えます。

 

3.前受金を会費に振り替える

※前受金50,000円を、新年度の会費として計上する

借方 貸方
前受金
(負債)
50,000円
会費
(収入)
50,000円
最後に、前受金と会費を振り替えます。
ここまできてやっと、新年度の収入に50,000円が計上されます。
年度末から始まった処理は、これで完了です。
会費の先払い以外にも「年度末に来年度分の助成金が振り込まれた」等、前受金の出番は案外あるものです。
 
年度の境目で担当者の交代、という自治会さんは多いと思いますが、
「年度末にはあった前受金が、新年度にない(繰越漏れ)」
なんてことにならないよう、前受金のような負債の存在も、忘れず申し送りするようにしてください。

2017.11.24

一般会計から特別会計にお金を移したい

 特別会計を持っている場合、一般会計から特別会計、またその逆に特別会計から一般会計にお金が動くことはよくあることだと思います。
「会計間のお金のやりとり」だからと難しく考える必要はありません。
家計に置き換えて考えてみます。

 一般会計 = お母さん(家計簿)

 特別会計 = 子ども(お小遣い帳)

同じ家に属していますが、お財布も書き込む帳簿も別ですよね。
お母さんが子どもにお小遣いを1,000円渡すと、こうなります。
 
・お母さん(一般会計)
 子どもに渡した1,000円(=支出)を家計簿に書く
 
・子ども(特別会計)
 お母さんから貰った1,000円(=収入)をお小遣い帳に書く
 
どうですか?そんなに難しくはないと思います。

では、実際の仕訳例をご覧ください。

例)一般会計から特別会計へ現金を渡した場合

一般会計で入力する仕訳(特別会計への支出)
借方 貸方
繰出し ※1 現金

※1 「くりだし」と読みます。支出の科目です。

特別会計で入力する仕訳(一般会計からの収入)
借方貸方
現金繰入れ ※2

※2 「くりいれ」と読みます。収入の科目です。

「繰入れ」「繰出し」に該当する科目がない場合は、新たに科目を作る必要があります。
実際の科目では、相手毎に「積立金へ操出し」「お祭り会計へ繰出し」としたり、「特別会計へ支出」としてあったり様々です。
特別会計から一般会計へお金が移動する場合は、この逆をすることになります。

2017.11.24

一般会計と特別会計って何のことですか?

 簡単に言えば、

一般会計=メインの会計

特別会計=サブの会計

です。

そのため、特別会計はない、という自治会・町内会さんも多いです。
実際に特別会計となっているものは会によって様々ですし、「これは特別会計にすべき!」というものが決まっているわけでもありません。
決算書を一般会計から独立させたい場合などは特別会計にする必要が出てきますが、最終的に一般会計の中で処理するか、特別会計にするかは、自治会・町内会の方針次第です。

 

よくある特別会計には、以下のようなものがあります。

  • 災害や公民館建設のための「積立金」

通常使えない(=使わない)お金なので、一般会計の資産に含めたくない、等

  • イベント(「お祭り」「文化祭」等)

一般会計とは別にイベントの決算書を作る必要がある、等

  • 「公民館管理」等

町内会が管理しているが、予算も決算書も別にしたい、等

2017.11.24

「予算差引簿」のボタンが押せません。

総勘定元帳に「予算差引簿」というボタンがあります。

その名の通り予算差引簿を印刷するボタンなのですが、押せない状態になっている場合があります。

そもそも、「予算差引簿」とは何かといいますと、入力した予算と実績を日付順に並べて残額を計算し、予算の消化具合を確認する帳票です。

下の例は「事務消耗品費(支出)」の「予算差引簿」です。

これを見れば、予算はもちろん、実際にお金の動いた様子(実績)、お金が動いた結果(予算残額)が一目瞭然です。

「予算差引簿」は予算の消化具合を示す帳簿ですので、予算が付かない「資産」「負債」の科目に「予算差引簿」は存在しません。

ここで先ほどの「予算差引簿」ボタンが使えない画面を見ると、表示している科目が「現金(資産)」です。

予算の存在しない科目ですので、「予算差引簿」ボタンは押せないようになっています。

 

2017.11.24

諸口って何ですか?

 「総勘定元帳を見ていたら、相手科目が諸口(しょくち)となっていました。
 こんな科目作った覚えはないのですが」

 

実は「諸口」というのは科目ではありません。

仕訳の相手が複数だよ、という場合の表現なのです。

たとえばこんな伝票を作るとします。

借方 貸方
現金
100,000円
会費/1組
30,000円

会費/3組

20,000円
会費/7組 50,000円

この仕訳を、「現金」の総勘定元帳で見るとこうなります。

相手科目 借方 貸方
諸口 100,000円

相手科目の欄が「諸口」になりました。

これは、「現金」の相手科目が複数あるからです。

伝票に「現金/100,000円」と1行で書いてある以上、帳票にもそのように書き写さなければなりません。

しかし相手科目は複数あり、1行には書き切れません。

そこで相手科目を「諸口(=相手が複数ありますよ)」とするのです。

「何に使ったかわからなくなるから、諸口になると困る」という場合は、伝票の書き方を工夫します。

借方 貸方
現金
30,000円
会費/1組
30,000円
現金 20,000円

会費/3組

20,000円
現金 50,000円 会費/7組 50,000円

先ほどの伝票のように「現金」を合計額で1行にまとめてしまうのではなく、相手科目に応じた金額で3行に分けました。

仕訳が1行1行で完結した状態です。

この仕訳を、「現金」の総勘定元帳で見るとこうなります。

相手科目 借方 貸方
会費/1組 30,000円
会費/3組 20,000円
会費/7組 50,000円

 

2017.11.24

帳票のタイトルを変えたい

 「会計係さん7」では、帳票の文字サイズやフォントの変更だけではなく、帳票タイトルを変えたり補足欄を入力することもできます。
例として「予算書」を「予算書(案)」に変え、左上に総会資料の補足として「第3号議案」と入れたい場合で説明します。

1.「予算登録」画面を開き、「報告書印刷」ボタンを押します。

2.印刷指示の画面が開きますので、「補足欄」と「帳票タイトル」を書き換えます。

 ↓書き換える

 

3.「プレビュー/印刷」ボタンを押して確認すると、このようになります

補足欄は、「第〇号議案」や「1/5ページ」など、自由に入力して活用してください。

2017.11.24

予算書の「確認印刷」と「報告書印刷」何が違うのですか?

 「予算登録」画面には、印刷ボタンが二つあります。

「確認印刷」

現在の予算額の確認に使います。

表示している年度の「当初予算」「補正予算」「補正後予算」を印刷しますので、「予算登録」画面で表示されている内容がそのまま印刷されます。 

「報告書印刷」

主に総会などの報告資料に使います。書式は3種類あります。

  • 「前年度予算額・当初予算額・増減額」
  • 「前年度予算額・前年度決算額・当年度予算額」
  • 「当初予算額・補正予算額・予算現額」

報告する内容に応じて、書式を使い分けます。

ただし、前年度の金額に関しては、前年度の入力がなければ印刷されません。

 

「会計係さん7」を今年度導入した、という場合には前年度の金額が未入力ですので、金額を自動で印字することができません。

その場合は「EXCEL出力」機能を使って報告書を一旦エクセル形式で保存し、エクセルに前年度の決算額を入力して印刷してください。

2017.11.24

バックアップファイルの保存場所

 「バックアップしたファイルは、どこに保存すればいいですか?」という質問をよくいただきます。

必ずしも、USBメモリでなくてはならないわけではありません。

お使いのパソコンの外であれば、USBメモリでも、SDカードでもクラウドでも何でも構いません。

バックアップというのは、パソコンに不測の事態が起きた時(故障など)、全部のデータが失われるのを防ぐためにするものです。

パソコンが壊れて動かなくなっても、1週間前のバックアップがパソコンの外にあれば、新しいパソコンに「会計係さん7」をインストールして、バックアップを復元することで、1週間前の状態に戻せます。

逆にバックアップを1度もしていなかったり、せっかくのバックアップをパソコンの中にしか保存していなかったりすると、パソコンと道連れに今まで入力してきたデータが全滅してしまいます。

そのため、こまめなバックアップを作成し、パソコン外に保存していただくことを強くオススメしております。

バックアップ・復元の方法は以下をご覧ください。

→「データのバックアップは?